テセウスの船｜第3話のあらすじネタバレ感想

2020年1月からTBS系にてスタートした新ドラマ「テセウスの船」。
 

週刊漫画誌「モーニング」に連載されていた東元俊哉さんによる人気漫画が原作となっており、殺人犯として父親を逮捕された主人公が、事件が起きた平成元年にタイムスリップしてしまい、事件の真相を突き止めていくミステリーです。
 

主演は竹内涼真さんがつとめ、榮倉奈々さんや安藤政信さん、貫地谷しほりさん等豪華キャストが出演します。
 

そんな注目のドラマ第3話の平均視聴率は11.0%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）でした。
 

今回はその第3話のあらすじや感想をご紹介します！
 

「テセウスの船」第3話あらすじ

 

田村心（竹内涼真）は、音臼村で起こった一連の事件の容疑をかけられ、刑事の金丸（ユースケ・サンタマリア）に逮捕されてしまう。

逮捕される瞬間に未来の出来事が書かれたノートは辛うじて投げ捨てた心。父・文吾（鈴木亮平）が後に殺人を犯すことは決して誰にも知られてはいけない。

しかし、やがて釈放された心の元に、ノートと共に捨てたはずの免許証が届く。誰の仕業か！？ まさか、ノートも拾われたのか！？

不安が募る心に追い打ちをかけるように、真犯人がまた奇妙な絵で新たな犯行を予告する！ 果たして、次なるターゲットは！？

追い詰められた心を心配する和子（榮倉奈々）。心は、家族を救うため、残酷な未来を打ち明けるべきか激しく葛藤するのだった。

「テセウスの船」公式サイト

 

「テセウスの船」第3話ネタバレ

ここからはネタバレ含む内容をご紹介します。
 

逮捕される心

田村心（竹内涼真）は、音臼村で起こった一連の事件の容疑をかけられ金丸（ユースケ・サンタマリア）に逮捕されそうになります。
 

しかし、今ここで逮捕されてしまっては自分の持っている未来のことが書かれたスクラップノートや免許証を見られてしまうと思った心は金丸の腕を振り払い、ノートと免許証を崖から投げ捨てました。
 

そして心は金丸に逮捕されてしまいます。
 

その後金丸から取り調べを受け、心は牢屋に入れられますが、なぜか突然釈放されます。
 

釈放された理由がわからずにモヤモヤしていた心でしたが、佐野家に帰ると家族が暖かく迎えてくれました。
 

家族揃って楽しく食事をしていましたが、電話の呼び鈴が鳴ると、急に暗い雰囲気へと変わります。
 

ためらいつつも電話に出る和子（榮倉奈々）でしたが、間違い電話だと何かを隠すように言いました。
 

そして再び電話が鳴ります。
 

様子のおかしい家族を不思議に思った心が文吾（鈴木亮平）を押しのけ電話に出ると、「人殺し、この村から出て行け」という怒鳴り声が電話の向こうで聞こえます。
 

 

明るく振舞っていた佐野一家ですが、村の人から嫌がらせを受けていたのです。
 

自分のせいで家族を苦しめていることに申し訳なく思う心。
 

そこで沈んだ雰囲気を和ませようと文吾が腹踊りを披露します。
 

暗い雰囲気は一気に晴れ、佐野一家は心は味方だと励ますのでした。
 

 

心のノートはどこへ？

翌日、駐在所のポストに封筒が入っていました。
 

中身はなんと心の免許証、年号の部分は黒く塗りつぶされていました。
 

心は一緒に捨てたノートまで誰かに拾われてはまずいと探しに出かけますが、ノートは見つからず、代わりに鈴のキーホルダーを見つけます。
 

その後、音臼小学校に出勤した心は、そこでも疑いの目を向けられますが、唯一さつき先生（麻生祐未）は雪崩から旦那さんを守ってくれた（第1話）心を信じていました。
 

そこへ心が受け持つクラスの生徒・加藤みきおが、門の前に変な絵があると職員室に報告しにきます。
 

そこには泣いている少女に”S”というマークが被せられた絵が貼られていました。
 

 

その絵を見て、鈴の危険を感じた心は、急いで文吾に知らせます。
 

そして心は青酸カリが盗まれたメッキ工場に務めていて、亡くなった翼（竜星涼）の婚約者だった紀子（芦名星）の元へ伺いますが、拒否されてしまいます。
 

鈴が危ない状況で手がかりを掴めずに焦っていた心は、ついに文吾に全てを打ち明ける決意をします。
 

しかし次に狙われるのが鈴だということに動揺を隠せずにいる文吾を見るとなかなか言えずにいました。
 

そして翌日、学校に行くと心のクラスに差出人不明のオレンジジュースが届けられていました。
 

箱には”21”という文字が。
 

青酸カリによる無差別殺人で21人の死者が出ることを知っていなければできないことだと考えた心は、自分が捨てたノートが犯人の手に渡り、挑発してきているのだと確信しました。
 

ついに秘密を打ち明ける

ノートが犯人の手に渡ってしまった以上、音臼小事件はいつ起こるかわかりません。
 

自分の力だけで守ることに限界を感じたついに心は文吾に打ち明けます。
 

3月に無差別殺人が起こること、そしてその犯人として文吾が逮捕されること。
 

文吾は動揺と怒りを隠せず、その後の和子や鈴や慎吾について問いただします。
 

それに対して心は辛い思いをしたことを語りました。
 

すると文吾は自分の家族のことをなぜそんなに知っているのかと心に聞きます。
 

心は「あなたの息子だから」と全てを打ち明けました。
 

 

そして、文吾のことを信じなかったことを泣きながら謝罪し、この村から家族を連れて逃げて欲しいと頼みます。
 

しかし文吾は涙で訴えかける心に複雑な気持ちを持ちつつも、どうしても心の話を受け入れることができず、心を駐在所から追い出してしまいました。
 

新たな協力者

駐在所を追い出された心は、手がかりを掴むため、なぜ自分が釈放されたのかを聞き出そうと金丸を呼び出しました。
 

すると金丸は、心が隠している本当のことを話すなら教えてやってもいいと条件を提示します。
 

心は金丸にも全てを話しました。
 

心の話に証拠は何一つありませんが、自分の直感を信じると言った金丸は、完全には信用していないものの、捜査に協力してくれることになり、その日は署で宿泊するよう命じました。
 

翌日から心と金丸の捜査が始まり、心がノートと免許書を投げ捨てた場所を訪れます。
 

しかし手がかりは見つかりませんでした。
 

一方、監禁され意識不明の状態で発見された明音（2話）の意識が戻り、監禁した犯人が翼だという証言が取れたことを文吾は知らされます。
 

手がかりを掴むことができなかった心は、その日は学校で寝ることにして、金丸と別れました。
 

金丸は別れ際に単独行動は絶対にしないこと、何かあったら必ず連絡することを心に約束させます。
 

犯人からの挑発

翌朝職員室で目覚めた心の足元には一枚の紙が。
 

そこには二匹の狐に挟まれる鈴と思われる少女の絵が書かれていました。
 

二匹の狐から、その場所が翼が亡くなった祠だということに気づいた心は、急いで駐在所に連絡をします。
 

しかし電話には誰も出ず、金丸に連絡をして、心は急いで祠に向かいました。
 

心から連絡を受けた金丸は、無線で文吾に連絡します。
 

未だ受け入れられないでいる文吾に対して金丸は、心が文吾たち家族のことを本当に大切に思っていることを伝えました。
 

そして自分は音臼小事件を未然に防ぐための捜査に向かうからと言って、心の身の保全を文吾に託します。
 

 

ラストは衝撃の展開に

一方で、祠にたどり着いた心は青酸カリの小瓶を発見しましたが、何者かに後ろから突き落とされてしまいます。
 

そこへ文吾が駆けつけ止血をし、今まで辛い思いをさせてしまったことを謝罪しました。
 

そして、一緒に村を救うために戦って欲しいと頼み、二人で病院に向かいます。
 

 

その頃捜査に行っていた金丸は崖の上で「本当にここでいいのか？」と誰かと話をしています。
 

すると後ろから何者かに突き落とされてしまいました。
 

病院に向かおうと文吾の後ろを歩いていた心は突然の耳鳴りと突風に襲われてしまいます。
 

文吾の名前を呼びますが全く気づく気配はありません。
 

最後に振り絞り「父さん」と叫びますがそのまま意識を失い、すぐに目を覚ました心は急いで音臼小に向かいます。
 

するとそこに校舎はなく慰霊碑だけが。
 

現代に戻ってきてしまったのです。
 

 

急いで携帯で音臼小事件を調べると、やはり事件は起こっていて、文吾が犯人になっています。
 

未来は変えられなかったのです。
 

それだけではなく、そのサイトには和子が一家心中をはかり、和子と慎吾が亡くなったと記されていました。
 

 

以上が第3話のネタバレ含むあらすじになります。
 

まとめ

今回は、2020年1月19日からスタートした新ドラマ「テセウスの船」の第3話についてご紹介しました。
 

今回は、文吾に全てを打ち明けるというとても重要なシーンが印象的でしたね。
 

また、ずっと心を疑っていた金丸の優しさも見られて、終盤までは感動的でしたが、ラストは衝撃でした！！
 

今までは平成元年を中心にストーリーが進んでいましたが、予告を見る限り4話は現代を中心にストーリーが進んでいくようです。
 

 

金丸がどうなったのか、現代に戻された心がどのように動いていくのか、4話も見逃せません！！
 

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